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今年8月、94歳で亡くなった阿川弘之氏。
戦時下の苦悩する青春群像を描く『春の城』、雲の彼方へ散った特攻隊員を悼む『雲の墓標』、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作など、氏の作品は戦争、そして自らが青春を過ごした日本海軍を主題に書き継がれてきました。あの戦争とはなんだったのか・・・。
戦後70年という節目の年だからこそ、その60余年の文業のすべてを集大成した全集を読み返すべき時ではないでしょうか。2007年完結のこの全集は、最後にして完全版といえるもので、永久保存版です。
【本全集の特色】
■阿川弘之氏の文業を集大成。
■著者本来の歴史的仮名遣いを、全巻にわたって採用。
■小説、評伝、エッセイに分け、それぞれを原則として発表年代順に収録。
■原稿には細部まで著者の丹念な彫琢が加えられています。
■各巻末には、ほとんどが単行本未収録の対談を収録。
■阿川弘之(あがわ・ひろゆき/1920-2015)
広島市生まれ。1942(昭和17)年、東大国文科を繰上げ卒業し、海軍予備学生として海軍に入る。戦後、志賀直哉の知遇を得て師事。1953年、学徒兵体験に基づく『春の城』で読売文学賞を受賞。同世代の戦死者に対する共感と鎮魂あふれる作品も多い。芸術院会員。主な作品に『雲の墓標』『舷燈』『暗い波濤』『志賀直哉』のほか、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作がある。