藤木伝四郎商店 輪筒(芸術新潮紹介)

販売価格
13,200

芸術新潮「ものづくり温故知新」でご紹介した樺細工の茶筒です!


※【無地皮】完売しました。
芸術新潮2012年9月号の「ものづくり温故知新」第2回でご紹介している藤木伝四郎商店の輪筒は、江戸時代から作り続けられている桜の皮を使った「樺細工」の茶筒です。

秋田県の角館でのみ作られている樺細工は、もともとは下級武士の手内職として江戸時代後期頃に興ったとされています。江戸時代末期頃から商業として発展するようになり、藤木伝四郎商店が創業したのも嘉永4年(1851年)の江戸末期頃のこと。商業としてピークを迎えた平成8年頃は120名ほどいた職人さんも、現在では50~60名ほどに半減。とはいえ、国内外からの注目が高まるとともに若い職人も増えてきており、今後も角館を代表する産業として受け継がれていきそうです。

緑茶や番茶だけでなく、紅茶や珈琲の保管に使う方も多いとか。日本の伝統工芸を、モダンなデザインで楽しんでみませんか。

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※自然素材を用いた手づくりの商品のため、サイズや木目、色味など実際の商品と画像とは、多少異なる場合がございます。

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工程としては、まず山桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、2年ほど乾燥させてしっかり水分を抜きます。ホットプレスで平らにしてから表面のザラザラを削り落とし、やすりがけ。木型に皮と経木を何層にも重ね、形になってからさらにやすりがけをして、樺ならではの艶を引き出します。

「輪筒」は2010年の春、気鋭のデザイナー・山田佳一朗氏とのコラボで作られたモダンな商品。『コンテンポラリーな商品を』という藤木社長の要望に対し、産地や職人さんのもとを何度も訪れた山田氏が、茶筒の「型もの技法」の特徴に気付いてデザインしたそう。「型もの技法」とは、茶筒の形の木型に、山桜の皮や内側に使用する経木(沢胡桃の木を使用)を何層にも巻きつけていく手法で、江戸時代に印籠をつくっていたときの木型を用いた技法を踏襲したもの。大きく内芯と外芯の2層に分けて製作するため、外芯は輪切りにして重ねられるのでは、というところからデザインされたのがこの「輪筒」です。とても高度な手技によって作られるため、作れる職人さんも少なく、生産数は限られてしまいますが品質には間違いのない、洋のテイストにも和のテイストにも合う、モダンでお洒落な逸品です。

また、素材として使用されているのは、山桜の皮、くるみ、かえで、さくらの木地だけなので、防湿性や防乾性にすぐれ、茶葉の保管にぴったりです。
直径:約87mm×高さ:約122mm
芸術新潮「ものづくり温故知新」でご紹介した樺細工の茶筒です!


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